しばらく前に私用PCが壊れてしまい、妻のPCをスポットで借りて凌いでいたが限界を感じた。
唯一まとまった時間が取れる年末のこのタイミングで思い切って自作PCを組み立てた。
構成
種別 | 製品名 | 価格 |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 7700X Box | 46,480円 |
CPUクーラ | PCCOOLER LGA1700 K4-WH | 3,009円 |
PCケース | MSI MAG FORGE 110R | 5,444円 |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI | 24,980円 |
メモリ | ADATA AD5U560016G-DT-EC DDR5 16GBx2枚 | 15,918円 |
ストレージ | SSD 2TB M.2 NVMe G-Storategy | 14,580円 |
電源 | COUGAR 80PLUS BRONZE CGR BA-750 | 7,600円 |
趣味で開発をする暇は育児でほぼ無いが、開発に困らない程度のスペックで構成を考えた。
合計12万円未満だが、CPUグリスやUSBメモリなど細々したものを買ったらさらに1-2万円かかった。
グラフィックボードに関してはゲーミング用途では使わないため、CPU内蔵GPUで乗り切る(困ったら買い足す)。
詰まった(焦った)こと
- PCケースに付属品(ネジ等)が無かった
- 交換になったので、その間は組み立て途中のむき出しのマザーボードの始末に困った
- CPUの固定レバーが固い
- RyzenはIntelよりも固いという一般論は聞いたことがあるが、固かった
- CPUの向きも再度指差し確認しながら、力で解決した
- 片側ラッチのメモリスロットが固い
- 「メモリ歪まない?」と思うくらい力を入れないとはまらなかった
- 「DDR5対応だよね?」とマザーボードの説明書を何回も読み直した末に、力で解決した
- 持っていたキーボードが壊れていた
- 配線誤りやUSBケーブルの断線等を疑ったが、ただ持っていたキーボードが壊れていただけだった
- 取り急ぎamazonで手頃なキーボードを発注したがその間はBIOSの画面とにらめっこすることしかできなかった
- しかも宅配員が「宅配ボックスの使い方がわからないから再配達依頼してください」とのことで、受け取りまで時間を要した
- 結果としてこれだけで計2日間をロスした
- BIOSでCPUファンが認識されなかった
- ファンコネクタの場所が異なっていただけだった
- マザーボードの説明書には「CPU FAN」用のファンコネクタはココと書かれていたので、よく読まずにCPUクーラから一番近いコネクタに挿していたのが敗因
参考
- YouTubeで様々な動画を見た(挙げきれない)
OS
特に深い理由はないが、ArchLinuxにした。
詰まった(焦った)こと
- 寝ぼけてUSBメモリ上に環境構築をしてしまった
- GUI環境構築も終わったが、動作が重い
- 「CPU使用率は全然低いのになんでだ?」と思ったらディスクI/Oが激重で、誤ったディスクにパーティション設定をしていたことが判明した
- 短時間で2回インストールをする羽目になった
- GUI環境構築も終わったが、動作が重い
- GUI環境がクラッシュする
- homeディレクトリ以下の.cacheディレクトリのパーミッションがrootになっていたため
- vimのキャッシュだけあったので設定時にroot権限で生まれてしまい、GUI環境でキャッシュに書き込みが出来ずに落ちていた
参考
- https://wiki.archlinux.jp/index.php/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89
- https://qiita.com/k0kubun/items/e60fae90c688ac960ab7
- https://zenn.dev/ytjvdcm/articles/0efb9112468de3
最後に
なんとか年末に終わらせることが出来た
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